2012年 02月 21日
久しぶりに出張の機会がありました。行先は名古屋です。時間があれば古い街並みを歩いてみたいと思い、少し情報を集めていました。運よく街歩きの時間に恵まれ、3か所を歩くことができました。 最初は「中小田井」というところです。名鉄線で名古屋から10分弱のところにある住宅地です。多分ほとんどの方は知らない街ですよね。私も今回初めて知りました。 名古屋市で街並み保存の活動をしている地区ということで探し当てたのですが、おそらくこんなもの好きでなければ訪れることはないように思います。逆に言うとそんな知らない街に巡り合えるのが、街歩きの面白みです。 中小田井の駅を出てしばらくその町並みを探してしまいました。駅に案内でもあればいいのですが、見当たりません。案内板を探し出すのに10分ぐらいかかったでしょうか。よくできた案内板と思います。期待に胸をふくらましながら歩き始めました。 歩き始めると大変小さな街並みであることがわかります。ゆっくり歩いても5~6分で歩き切ってしまいます。人もほとんど歩いている様子はなく、本当に静かな通りです。ことさら観光とかを意識して飾った風もありません。素朴で、落ち着きのある街並みです。 その中で、ここから見た街並みがこの町のポイントのようです。 広い敷地を持つ豪壮な建物です。蔵が二つ並んでいます。 家の前を花木で飾っています。 こういう柵や縦格子がこの地区の建物の特徴なのでしょう。 町並みを歩いていくと、その先に鳥居が見えます。しかし、鳥居の中はお寺になっています。わりと珍しい光景ではないでしょうか。何故お寺の入り口に鳥居があるのか、何かいわれが書いてないか探してみたのですが特にそれらしきものはありませんでした。 このお寺、変わっているのはそれだけではありません。門の前にこんな石像が建っています。 案内板には「インドネシア ジョクジャカルタ カルダ」と書いてあります。 こちらは「韓国済州島 トルハルバン」とあります。何故ここに建つことになったのでしょうか。 門を入ると本堂はこんなガラス張りの建物でした。いやーこれもびっくりです。いろいろと楽しませてくれます。 お寺の先にある神社の向かい側の建物です。かなり疲れた雰囲気です。写真中央下の白いタイルのところに「コバタ」あります。タバコ屋さんだったのでしょう。面影が残っています。 中小田井は独特の雰囲気を持った街でした。短い滞在時間でしたが、とても楽しく過ごすことができました。 こんな街に巡り合えて幸運でした。
by sanpo-sanpo
| 2012-02-21 15:21
| 街歩き(東京・関東以外)
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