2024年 02月 25日
東京上野の国立博物館で開催されている「中尊寺金色堂」展に行ってきました。金色堂中央須弥壇に安置されている仏像11体(いずれも国宝)が展示されています。それとともに金色堂内を1万点の写真に撮り、それを組み合わせて金色堂の奥深くまで入り込んだ3Ⅾの実物大の画像が展示されることになっていて、こちらの方に興味を持ちました。 NHKでは3月4日にBSで放映する予定になっています。興味ある方は参考にしてください。 仏像と3Ⅾ画像の他に特に感心したのは「金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図」です。詳しい説明は省きますが、経文を金泥で塔の形に書き表しています。会場で拡大鏡でも使わないと文字で書かれていることはわからないくらい緻密な作業が行われています。奥州藤原氏の権力の大きさを示しているということなのでしょうが、それ以上にこれを書き上げた人間の集中力に感心してしまいます。 次の図はネット上からコピーさせてもらいました。 #
by sanpo-sanpo
| 2024-02-25 18:16
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